2015.01.28

聖剣使いの禁呪詠唱 2話と3話を観て

アニメ版聖剣使いの禁呪詠唱(略称:ワルブレ)、まだ1話だけでは、監督の意図がどうなのかはっきりわからないなぁと思ってたんですが、2話、そして3話で大体見えてきた感じがします。

アニメ聖剣使いの禁呪詠唱の第一の面白さは、主人公達が大まじめなのをそのまま大まじめに描き、それが笑いを生み出すところにあります。

大変古い喩えで申し訳ないのだけど、この面白さは、初代スケバン刑事の麻宮サキの決めセリフのシーンと共通性を感じます。あのテレビドラマでは、斉藤由貴演じる麻宮サキが

なんの因果かおちぶれて、今じゃマッポの手先、笑いたければ笑えばいいさ

などと毎回大まじめに台詞を決めるのですが、私は当時これ観て大笑いするしかなかったんですが、要はこの面白さです。

二代目スケバン刑事以降からは、なんか普通にかっこよくなっていったんで、ちょっと物足りなさを感じてたものです。

スケバン刑事もそうですが、最初は斜に構えて観るのも楽しい。でも、結局は本当に作品世界にはまるのが一番楽しいんですよね。最初から最後まで、ネタアニメとして突っ走った人造昆虫カブトボーグVxVでも、最終的には同じことが言えます。

そんなわけで、1話を観ただけではこのアニメは、最後までその勢いで笑いをとることに専念するのか、そうでないのか、解りかねていた面があったんですが、3話まで観て、大体の景色が見えてきました。

要するに、このアニメは、原作の大まじめな部分はちゃんとしっかり描いて、時々、その厨二っぽさで笑いを取ったりしながらも、基本的には作品世界やキャラの魅力に引き込もうという意欲作です。

アニメ版は、今のところ「思い…出した」の決め台詞から始まって、敵を倒すパターンを3話まで維持しています。

決め台詞と言えば、ラノベ原作アニメでは「いいえ先輩、私達のケンカです」のストライク・ザ・ブラッドが有名で、あれも大変楽しい決め台詞ですが、本作もそのようなファンを引き込む面白いパターンが作れるといいですね。ツイートやニコ生の反応を見ても、普段、勇者ラノベテンプレアニメを敬遠している人達の中にも関心を持った視聴者が目立つので、そういうファンをうまく引き込めることを期待しています。

さて、2話と3話で、アニメ版がどのくらい原作から変更しているのか、原作を確認しつつ見ていましたが、原作の描きたいことのうち、映像化すると面倒くさくなる部分を大胆に切っている印象です。しかし、台詞は極力原作を生かしているので、キャライメージはあまり壊れている感じはないです。1話では省略しすぎて、主人公のキャラが今一つ掴めないと思ってたんですが、それも話数を重ねてだんだんわかってきました。

3話は漆原家の食事とお土産のハム、そしてバトルシーンに至る描写が大胆に変わってる感じで、概ね、原作に比べて、ツッコミを入れたくなるような粗っぽさが増えています。

でも、食事シーンを原作より、寂しく描いたのは、漆原静乃の気持ちを描くのに効果的で、ハムに喜ぶシーンは、主人公の貧乏性を印象付けるのに効果的で、なかなかうまいアレンジになっています。まあ、この辺、原作ファンと、そうでないファンの感じ方のバランスと、アニメの尺を考えつつのアレンジになるので、細かいところでは異論出るでしょうね。

それから、3話になっても、やっぱり、EDが省略されてしまったのが驚きました。尺が足りなくて収めるのがギリギリなのかどういう事情でこうなったのかまだ判断が難しいところです。

ただ、正直、バトルシーンで字幕流すのはうっとうしいなあ。まあ、Blu-ray版では外されることに期待します(笑)。

あと、もう一点、言及したいのはキャラデザです。私は冬コミのディオメディアブースで初めてこのアニメのキービジュアルを観たのですが、その第一印象はキッズアニメ的なデフォルメが過剰で、正直微妙かなという感想でした。

ですが、その後、公式サイトで、竹達彩奈演じる嵐城サツキの、サイドテールの反対側にリボンを付けたあの微妙なポンコツ感あふれたアニメ絵を見ているうちに、このアニメは予想外にいいかもしれないと直感を感じました。

そして、3話で、アニメ版の漆原静乃が、どうしてあんな冴えない表情のキャラデザなのか非常によくわかって、一気にこのキャラに引き込まれております。

そういえば、この強めのデフォルメって、まどか☆マギカで成功したデフォルメと方向性が似ています。まあ、あのアニメほどの話題になることは、率直に言って「ない」と思いますが、でも、作り手側はそれに負けないぐらいの意気込みでデザインしてるんじゃないかなぁと思うようになりました。

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2015.01.15

アニメ「聖剣使いの禁呪詠唱」1話を巡る感想

世間は艦これやデレマスアニメの話題で持ち切りですが、私は完全にこのアニメに取り憑かれており、どうも、ツイートでは足らないので、久々にブログに感想を書きます(笑)。

今期は勇者系ラノベが4作もアニメ化されて放送されています。私や一部の界隈で、これらは「ラノベテンプレ四天王」と呼ばれています。私から見ても、これらは「似たような別の何か」って感じで、どれがどれだかわからないという批判的評価が出ても当然なわけですが、私個人はこれらの作品を見比べて楽しんでいます。

その中での私のイチオシが本作で、今回はコミカライズや原作もチェックし始めているのですが、アニメ化で、原作の何を変えたのかについて、興味深く感じています。

細かく検証はしていませんが、ざっくり言えば、勢いを与えるために、構成を大幅に変えているという感じです。一方、細かいセリフ回しは、原作を生かした内容になっています。つまり手間をかけた再構成です。

結果的に作品が原作と比べて、どう変わったのか。

例えば、アニメでは、主人公灰村諸葉(声:石川界人)は、前世で妹だった嵐城サツキ(声:竹達彩奈)を傷つけたクラスメートに、無謀にも戦いを挑み、最初は全く歯が立たなかったのに、前世の記憶を思い出して、いきなり超強くなるという流れです。ところが、原作やコミカライズでは、もう少し勝てる見込みのある状況で試合を申し込んでいます。

アニメ版では、「前世の記憶思い出した俺超TUEEE!」っていう演出になってて、そこが勢いある第一話となってて、面白いわけですが、おかげで主人公が、かなりバカっぽくなっているので、原作ファンから見れば、言いたいことも多々あるでしょう(笑)。

それと、主人公が「謝れ謝れ!」とかめちゃ中二病丸出しで怒ってますが、正直、アニメで見る限り、そんなに怒るほど、相手は悪くありません。喧嘩を売ったのは竹達さんの方ですし。あんなにむかつく声で喧嘩売られたのに(おいおい)、その対応はむしろ紳士的です。

このあたり、やっぱり原作の方は、エピソードを積み重ね、相手と戦う状況にどう至ったのが納得できる構成になっています。

そんなわけで、アニメ版は、掴みをよくするためにかなり端折ってて、しかも、結果的に、主人公がかなりバカっぽくなっており、そのノリは、半ばキッズアニメ的なものに変貌しています。そこがこのアニメの面白いところでもあるんですが、この先、原作とどう兼ね合いを付けていくかが興味深いところです。

ほかには、アニメ版は、諸葉がなんであんなアホ丸出しのサツキにそんなに肩入れしてるのかって点が気になりました。まあ、そこは「前世で愛し合ってたから」ってバカっぽい理由でもっと押した方がよかったかもしれません(おいおい)。

ただ、そういう理由で押すにしても、勢い重視のアレンジのせいで、二人の関係性、つまり、諸葉がサツキに惚れてるのか惚れてないのか、兄妹愛なのか何なのかが、原作に比べ、ちょっとピンぼけになってるのは気になります。

そこはラノベ原作アニメにとって最も重要なポイントなので、この先、扱いが難しくなりそうだなとは思っています。

そういえば、シリーズ構成も、山口宏さんと言うと、私は赤ずきんチャチャを思い出しますが、あれも、原作をドラマティックに改変したすごいアニメでしたね。(但し、山口宏さんはその改変には大きく関与はしてないと思う)

今後も、アニメ版が原作をどう面白くアレンジするか、注目しております。

なんだが、ほめてるんだか、批判してるんだかわかんない文章になりましたが、この先の展開も、すごく楽しみにしております。

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2013.07.07

アニメフォトカノ全体の感想

アニメフォトカノ、BS-TBSの放送が終了し、一段落したので、久しぶりに感想をまとめてみることにします。

ファンの視点として語るのか、そうでない俯瞰的視点で語るのかが難しいところですが、まあ、折衷的なものになると思います。

フォトカノというゲームは、アニメ化をするのに非常に魅力的な素材で、魅力的なキャラとキャストに恵まれており、シナリオも豊富。ただし、さすがにこの時代、ギャルゲーが大当たりするのは難しい。ゲーム自体は高い評価を得ているものの、PSP版は、性能上の問題もあって、大ブレークまではしていないので、アマガミSSの時と同様の規模(2クール)でアニメを作るのが難しかったようで、1クールのアニメになってしまいました。

その非常に厳しい条件の中、精一杯の努力をしていたアニメだと思います。インパクトのあるユニークなシーンが多く、チャレンジも多く、ちゃんと、書くヒロインの物語が完結しているので満足感もあり、とにかく楽しめました。

ところが作品の尺が圧倒的に足らないので弊害も出ました。まず言えることは1話、2話-4話、とそれ以降のヒロイン個別回が、正確にはちゃんとつながっていないシリーズになってしまいました。

特に2話-4話は見せ場を優先した結果、主人公前田の人間性に強い歪みが出てしまったので、そこでの前田一也と、各ヒロイン回での前田が全くつながらない。

この作品は、それぞれが違う世界の前田一也なんだ、ということを視聴者が理解いないと十分楽しめないのです。つまり、通常のシリーズアニメとは違う、特殊な楽しみ方を視聴者に要求してしまっているので、一般視聴者の中には取り残された人も多く出たことが容易に想像できます。

実際、一般的なアニメファンの感想を追ってみると、各回の見せ場の充実を臨機応変に楽しんでいた視聴者にとっては好印象で、一方、シリーズの統一感に期待していた人には、受容れられないもの、理解できないものになり、結果として、評価が真っ二つに分かれることになったと思います。

もう一つの問題は、ヒロインと主人公前田との恋の駆け引きの描写です。

とにかく尺が全然足りないので、多くのシーンをすごいテンポ感で繋ぐことになりました。テンポ感が良いことはデメリットばかりではありませんが、とにかく、声優たちは、恋の駆け引きでの微妙な心境の変化等を演じることが非常に難しくなってしまいました。大変実力派の声優を揃えていただけに、これは残念なことかもしれません。

そんなわけで、このアニメフォトカノは極めて実験的要素の強い作品になったと感じました。それが良かったことか、悪かったことかを聞かれれば、私は良かったと断言できます。

なにしろ私が最も恐れていたのは、新見遙佳ルートメインで、他のヒロインに活躍場が全くない展開です。大半のヒロインが恋愛に参加できない状態、それだけは避けて欲しかったので、そこでかなり満足ができたのは大きいです。それぞれのヒロインがちゃんと恋愛に参加できてこそのフォトカノです。

ただ、やはり、繰り返し書きますが、ヒロインの恋の駆け引き描写が圧倒的に不足していました。本作で、一番、それがちゃんと出来ていたのは、果音回だったと思います。果音は攻略可能とは言え、メインヒロインじゃないので、そこで一番恋愛描写がしっかりしてたのはちょっとそれはどうなのかなあと感じました。

個人的に好きな回は、柚ノ木梨奈回と、早倉舞衣回です。柚ノ木梨奈回は、最近の恋愛アニメには珍しく、妙に直球で古風ですらある演出がむしろ新鮮でした。お色気描写がなんだか最小限になってしまってたので、全体がこの調子だったらそれはそれで問題ですけど(笑)..。早倉舞衣回は、逆にコミカル色を前面に推した形になっていて、楽しめました。かなりアレンジが入る形ですが、キャラの魅力は十分描けていたと思います。

アニメ版は、内田有子と九堂先輩の活躍場が多かったのは良かったですね。機会があれば各話個別に感想もまとめてみたい気がします。

あと、もう一つだけ、苦言を言わせてもらえば、作画がところどころ厳しかったですね。アニメーションと、特徴ある演出は、非常に良いところが多かったのですが、ギャルゲーアニメで売りにしなければならない止め絵の作画が時々厳しかった。そもそも、パッケージヒロインの新見遙佳のキービジュアルがカチっと決まってなかったのは、かなり問題だったと言わざるを得ません。

とにかく、アニメ放送を終えてみて思ったのは、確かにとても面白かったけど、これじゃあまだまだ満足できない。もっとヒロインたちの、特に面白おかしい心温まる恋愛模様を、アニメという形で、もっと見たかったということです。そんなわけで、どんな形にせよ、アニメの続編が見たいと思っています。

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2013.06.07

児童ポルノ禁止法改正(焚書)をすると何が起きるか考える

久しぶりに投稿。

児童ポルノ禁止法改正とはつまり、現行、合法に販売されている漫画やアニメ等の焚書が必要になるので、それに伴い、どんな問題が生じるか考えてみることにした。

一応、影響の大きそうな漫画やアニメ等の話をメインにするが、それ以外ももちろん関係があると思う。

  • 書店、古書店、アニメショップ、アニメ配信業者等の財産権に影響が出る。合法に販売しているものが、違法になり、処分の必要が生じるため。
  • 正当であった財産権が消失するので、損失が生じる。場合によっては、国は賠償責任を負うことになるかもしれない。また、国、地方自治体の税収減が予想される。
  • 以上の件、民事訴訟や国家賠償請求訴訟等が多数起こされることが推測できる。
  • 警察が、違法となる漫画、アニメ等を漫然と放置することを選んでも、告発者が続出することが予想され、最低限それには応じなければならない。
  • 現在の個人の購入履歴が、すなわち、違法物購入リストになり、それらの情報が流出すれば、恐喝や告発等に利用されるかもしれない。
  • 立法に参加した人に宗教団体との関係がもしあるのであれば、宗教団体の支援による焚書行為が国際的に疑われることになる。
  • 漫画、アニメ等の廃棄システムを新規に設けなければいけない。白ポストなどを設置するのか、有料なのか、有料にするとしても費用は生じる。どこから捻出するのか。焼却なのか、リサイクルなのか。
  • 処分費を所有者に負担させる場合、それは非課税対象なのか。
  • 国が補助するなり、非課税なりのメリットがあれば、処分のどさくさに乗じて、関係ない書籍、アニメ、ゲーム等も処分対象にねじ込んで儲ける業者が現れるかもしれない。
  • 廃棄は地方自治体に委託されることになることが推測されるが、拒否する自治体も当然あるだろう。地方自治体を踏み越え、国家として焚書をやるとなると、経済的な問題も含め、大いに問題が生じる。自治体が拒否しても強行するのか。
  • 経済的、思想信条の理由により、処分を拒否する者は逮捕するのか? 思想信条を理由に拒否したものを逮捕した場合、立法関係者に宗教団体の信者が存在し、その思想信条と関係がある場合、問題とならないか。
  • 刑事事件になった場合、裁判員裁判の対象となるのか。プライバシーの問題は生じないか。
  • 未だ十分な報道がないが、法律の内容を周知徹底するにはどういう手段を使うのか。それ自体が青少年に悪影響を与えることはないのか。
  • 私が言及するまでもないけど、処分する漫画やアニメの類を決定する機関が必要。規制に関する共通のルールが必要、周知徹底が必要(青少年に影響ないように)。データベースが必要。
  • 規制基準の不公平は、直接作家の利益不利益の不公平になるので当然裁判は覚悟しなければならない。
  • 成人指定ではない現行の漫画、アニメが違法になると、学校等での教師の苛烈な取締りが発生する可能性があり、十分な教育を行わないと、自殺者を含めて、多数の被害者が出る恐れがある。カウンセリング機関も必要になるだろう。

とりあえず、ざっと考えてみたことの列挙終わり。

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2009.06.19

気がついたら、SA1F使用で2年経った

気づいたら、そういえば、工人舎のSA1F(携帯PC)を、使い始めて二年が経っていた。

そのくらい経つと、もう持ち歩くのやめてるかと思いきや、まだ今でも通勤では、ほぼ毎日のように持ち歩いている。肝心な時に持ち歩くの忘れることも結構あるんだけどね(笑)。買い物とかで出かける時は、荷物が重くなるからと持ち歩かないことが多いからなぁ。

ともかく、通勤中にそいつを使って日々ブログなどを書けばいいとこなんだけど、通勤時間は長いけど、乗り換え回数も多いので、あんまりそういう目的には使ってなくて、単なる暇つぶし用って感じです。困ったもんだ(笑)。

まあ、車内とかで、あんまり熱心に書き込みとかすると、隣の客に迷惑かかるかもしれないので、隣に人がいるときは、あまり使用してないことが多いんだよね。ノートPCほどは邪魔にならないんだけど。

旅行とか多ければ活躍するんだけど、遠出するのは、せいぜい、コミケに行く時ぐらい。そういえば、今年の夏コミは、微妙に予定が入ってるので、ちゃんと行けるかどうか不安だなぁ。

ということで、もっとどこか出かけた方がいいなとも思う、今日このごろ。

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2009.06.12

携帯を買い換える(830CA)

なんかずいぶん久しぶりの書き込みになってしまいました。
このところ、なんだか、いろんな意味で、行動力が落ちまくりなので、せめて、ブログでも更新しなきゃなとは思うんですが。

さて、それはともかく、タイトルにも書きましたが、携帯を変えました。

今まではPjというプリペイド携帯を、J-Phone時代から使い続けてきたんですが、バッテリー(一度買い換えてるが)がもうかなりダメな感じだし、もう、ソフトバンク2G回線の終了まであと1年切ってるし、ということで、とうとう携帯を買いました。

ソフトバンクの3Gのプリペイドにする手もあったのですが、今はそんなに昔ほど携帯料金が高くないので、普通の契約にしました。この際、AU携帯に切り替えるという案もあったんですけど、(ドコモという選択は全然考えなかった。笑)、

  • たまに知り合いで携帯番号でメールを送ってくる人がいる
  • 近所に済む親戚はソフトバンクユーザー
  • なんか東海地方はソフトバンク陣営が強い気がする

などの理由でソフトバンクにしました。

番号をそのまま移行したので、長年愛用してきたPj携帯(シャープ製J-SH03)の方は完全に利用終了しました。

さて、以下、私信気味ですが、そういうわけで、私の携帯の番号は昔から全く変わっておりませんので、番号をご存知の方は、今後もよろしくお願いします。

一方、携帯のメールアドレスの方は、なんか引き継ぎできるという情報もあったのですが、店で引き継げないと言われたので(本当にそうなのかわからない)、新しくなりました。昔の携帯メールアドレスに送っても、もう届きませんので、アドレスが知りたい方は、別の手段で私に聞いてください(PCのEメールとかでね)。

さて、機種の方はというと、迷いましたが、基本的には私自身がなぜかカシオ党なので(特にデジカメ)、それに従って830CAにしました。ソフトバンク初のカシオ(でもソフト的にはかなりNEC)の携帯だそうで…。

最近発売された930CA(EXILIM携帯)は、まんま見た目がデジカメなので、人前で使うにはでかいレンズが目立って、威圧感があるのでやめました。そもそも、EXILIMブランドのデジカメを二つも持ってるし(両方現役)。

そもそも、別にカシオ製でなくてもよかったのだけど、まあ、ちょうど830CAが値下げでお値打ちになっていて、デザインも非常にあっさりとしていて高印象、とりあえず、デジカメも、ワンセグもついてる、など、まあ、要するに無難なモデルだったので、これに落ち着きました。

さて、使い始めて、ほぼ満足してるのはいいんだけど、ネット使うと思った以上に金がかかる(パケ放題入ってますが)から、バリバリ使うのに抵抗がある上に、もともと、滅多に携帯に電話がかかってこないし、メールもあんまり使わない。

ワンセグもイヤホンなしで見るのは、物足りないけど、かと言って、イヤホン付けるといろいろうざい。

…ってことで、あんまり活躍してません。活躍しない方が通信費とかがあまりかからないからいいのですけどね(笑)。

とりあえず、最初ということもあり、いろいろと、ネットアクセスしてみたり、着メロとかをいくつかダウンロードしたりしたので、あっさりパケ放題の上限は越えてしまいました。来月から自重できるかどうか(笑)。

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2009.03.13

樹元オリエ

この記事は、毎回、一人の声優さんについて個人的な感想を書いていくシリーズです。詳しくは、他の、きになる声優ブログタグの付いた記事でもご覧ください。

さて、相変わらず更新頻度が少ないまま。気がついたら年が明けてしまった。サクサク紹介していかないと、どんどん感想を書く予定の声優がたまってしまいそうで困る。

(実は今回の記事は去年の6月に書いたのだが、一部情報確認のために、公開保留にしたまま、うっかり、時間が経ってしまった。苦笑)

さて、今回は樹元オリエ。舞台役者活動もあってか、声優としての活躍はやや少なめな感じ。どちらを主軸にしていくのかは、難しいところなのかも。

代表作品というと、やっぱり、プリキュアSplashStarの日向咲/キュアブルーム/キュアブライト。先代プリキュアシリーズがヒットしすぎたので、結果的にはちょっとマイナスイメージもあるかもしれないが、前作のブラックより、ちょっと子供っぽい感じを強調した感のあるキャラを、樹元自身は手堅い演技力でこなしたと思う。そういえば、声質は本名陽子と似てるので、その辺りで選ばれたのかな。

なぎさのようなアクティブなお姉さん的かっこよさが足りず、のぞみのようなアホの子でもない点が、SplashStarの人気がいまひとつだった理由かな。よくわからないが。

最近、キュアプルーム役で、Yes!プリキュアGoGoのミュージカルショウ(着ぐるみキャラショウ)に出演したのを確認した。プリキュアキャラクター総出演の劇場版にも登場する。

そして、もう一つの主役としての出演は、「ひとひら」の麻井麦。喋り下手という設定だったこともあり、非常に難しい役だったと思うが、引っ込み思案なキャラだというのに、生き生きしたいい演技だった。

元気いっぱいの咲とは一転したキャラだったが、ちょっとどこかしらどんくさい系の声の雰囲気がこちらでもはっきり確認できて、いかにも樹元オリエらしさが出てて良かった。

正直、麦ちゃんかわいすぎて俺を殺す気かである。とっとと、アニメの続編作れとか言いたいとこなのであるが、さてどうなのか。

それから、ながされて藍蘭島で、しのぶ役で結構活躍している。

他の出演としては、人造昆虫カブトボーグVxVのノリミ。ちょっと性格きつめのキャラで、前の二つと比べると随分印象が違う演技だが、どんくさ風味のイメージの強い樹元は、こういったキャラでも問題なくこなしていることがわかる。

そういえば、ネオアンジェリークにも出てるということなんだけど、見てないんだよなあ。

その他、ちょっとずつアニメ出演はあるようなのだが、もっと活躍して欲しい声優さんなのである。

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2008.06.07

夏コミ落選

夏コミですが、私のサークル「あんあん戦隊」は残念ながら落選しました。

夏コミでは、3DCGアニメーションに関するDVDと人造昆虫カブトボーグVxVの同人誌を発行する予定になっていました。

まず、カブトボーグの同人誌の方は、夏の発行はないかもしれません。しかし、委託先のめどが立てば、出せるかもしれません。まあ、夏がダメでも、来年、冬には出そうと思います。

一方、3DCGアニメーションDVDの方は、発行は順延決定です。
DoGAのCGコンテスト応募目標で何か作ることになりそうな感じですが、正直、何をやるかを決めかねています。まあ、いずれにしても、作りたいという意欲はあるんですけどね。

ああ、冬の時のをコピーペーストしてほぼ問題ない。うーむ、何かが間違っている。

まあ、増子美香で同人誌作ろうかなあとも、ちょっと考えたりもするんですけどね。
ちょうどアニメの同人誌関連は谷間っぽいですな。同人誌出したいと思う作品があんまり見あたらない。

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2008.06.04

佐藤利奈

この記事は、毎回、一人の声優さんについて個人的な感想を書いていくシリーズです。詳しくは、他の、きになる声優ブログタグの付いた記事でもご覧ください。

この雑文シリーズ、二回目で早くも、異常な更新遅れになってしまいました。先が思いやられます。

ちなみに誰にするかで迷っていたわけではありません。私自身に、継続的にこの手の文章を書くという習慣が失われていることが問題なようです。大体、この記事を書き始めたのは5月1日頃だったんですが、気が付いたら一ヶ月経ってます。その間に色々あったのも事実ですが…。

これはなんとかしないといけません。昔のお馬鹿な私に戻れる日は来るのでしょうか? とりあえず気合いを入れてみるか。

あんあんあん!安藤優梨の暗黒暗殺拳!(この文に特に意味はない)

前置きはともかく、さて、第二回は、佐藤利奈を取り上げることにしました。彼女のデビューはごく最近というわけではありませんが、多くの佐藤利奈ファンの皆さん同様、私も彼女に注目するようになったのは最近です。

最初に佐藤利奈の声を聞いたのは、おそらく、私もネギまなのでしょう。でも、ぶっちゃけた話、ネギまはほんのわずかしか見ていませんでした。したがって、ネギ役としての佐藤利奈ってのがどうだったか、未だにほとんど知らなかったりします(苦笑)。

そんなふつつかな私ではありますが、彼女の名前を心に刻まざるを得なくした作品をある日、視聴したのです。

ええ、忘れもしないあの「大魔法峠」です。

このアニメはどのような作品であるかは、割愛しましょう。なんというか、大雑把に言うと「撲殺天使ドクロちゃん」と双璧をなすアニメです(←そういう大雑把をするなよ)。いわゆる東芝インチキ魔法少女シリーズのうちの一作ですが、本作が最も究極だと私は思っております。

とにかく、田中ぷにえの魂と完全一体化したその演技に、私は心撃たれたのでした。そして、この声優さん、演じ分けが器用だなぁと感心したのです。

軽やかわいい声と、バトルシーンでの猛々しい声のそのギャップが凄すぎて。

この作品の発表により、業界もようやくこの声優の逸材ぶりに気づいたのかもしれません。

その後、みなみけでは、長女春香役、バンブーブレードでは、どじっこ属性搭載の眼鏡少女の東聡莉を演じさせて、佐藤利奈の快進撃がここに始まった、という感じがしましたが、実はその後の状況が問題なのです。

最近の出演作を見てみましょう。

まず、ネットゴーストPIPOPAでは確かに主役級です。少年役というのは目をつぶるとしても、Yes!プリキュア5GoGoと衝突してることがかなり致命的です。

考えてもみてください。東聡莉にどっぷりハマってる人間が、プリキュア5の増子美香をチェックしてないわけがないじゃないですか!
さとりんにハマった人は、同時に、毎週日曜朝には、増子美香が登場するのを一日千秋の思いで待っているのです。君もそうでしょう?

とにかく、次行きましょう。狂乱家族日記は、なんとくらげです。人の声で登場する回もあり、さとりならしい活躍を見せる回もありますが、全般的には多いわけではなく、これも少々厳しいものがあります。

そして、絶対可憐チルドレン。ここでは受付嬢です。毎週登場させるということがおやくそくになっているようです。

これはハヤテのごとくの際のハム(西沢歩、声:高橋美佳子、のこと)と類似の扱いになるわけですが、なんと言っても西沢歩は普通の人という位置づけだったわりには、ストーリーに絡む出演の回も多く、演技の起伏も多く、要するに美味しい役(いや私が言いたいのはそういう意味じゃなくて。笑)でした。ぱよファンは大満足だったことでしょう。

ですが、一方の絶チルの受付嬢、野分ほたるは、要するに、荒っぽくいえば、「感情起伏の少ない春香姉さん」みたいな演技でして、ファンとしてはとても満足できるものとは言えないです。

起伏激しい演技こそ佐藤利奈の真骨頂。天国と地獄を瞬時にさまよってこその佐藤利奈なのです!

あと、二十面相の娘に主軸キャラで出てますが、これについては、私はあんまり観てないので現状でコメントできないですごめんなさい(苦笑)。

とにかく、全国のさとりなファンとしては、現状はかなり欲求不満な状況が続いているわけです。
もっと、佐藤利奈を出せ!あーんな演技や、こーんな演技をさせろ!、というファンの悲鳴やつぶやきや念仏が、地獄の底から聞こえてきます。

関係者ははやくなんとかしてください。

さて、ようやく、久々にこのコーナーの記事を書きあげることができましたが、ごく一部の方、いかがだったでしょうか。

さて、次回はどうなるかなあ。結果的に今回も長文気味だったけど、そんなに声優一人の話で、長文を書くことはできない気がするが。

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2008.04.26

時間を取られ、更新が滞る

久々にブログをちゃんと書いていこうと思ってたのだが、
なんか色々時間を取られる日ばかりが続き、結局、ブログの更新に気が回らないといった状況になっている。
まあ、実際問題、アニメを見る時間をなくせば、時間ができるのだが(笑)。

何かに時間を取られるというと、ソフトの更新作業などもそうですねえ。3Dを含めたCG関係や音楽制作ソフト、その他各種ツールのバージョンアップがひっきりなしで、中には要求された自動更新に素直に応じたら、うまく動かなくなるといったこともしばしば起きて、時間をさらにとられる。

そうなると、もう、パソコンを使ってるんだか、パソコンに使われてるんだか、わかりゃしないって感じになってくる。

今や、パソコンユーザーにとっての一番の脅威は、ウィルスなどより、使用ソフトの更新作業ではないかと思えてくる。

まあ、そんなつぶやきはどうでもよくて、そうですよ、そろそろ、きになる声優の記事を書かなきゃダメじゃないですか。

二週間もあれば、楽勝なんて思ってたんですが、あっという間に二週間経ってしまったよ(笑)。

って、二週間がうまく変換できない。ATOKどうなっちゃったんだこんちくしょ!

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